SSブログ

入院-5.09-DAY1 まずは点滴 [入院]

朝8:00前にY付属病院に到着、地域を代表する病院です。
既にロビーには数十人程度の外来患者が待っています。

受付が始まるまで、ロビーのソファに力無く座って待ちます。
そして、受付を終え、口腔外科の診察へと向かいました。

emergency-1137137_640.jpg

下顎が腫れ上がり、口は殆ど開かず、話すこともままならない。
発熱は39度近くの状況です。
K歯科センターの外勤で診て頂いたY先生は変わり果てた姿を見て、

「これはもう、入院という事でいいですね。」
「ちょっと頑張りすぎたね。」

即座に入院が決まりました。緊急入院です。

-入院手続きの書類
-仕事の関係先への連絡
-CTスキャンの検査のための事前同意書

いろんな手続きや連絡を行いますが、妻がテキパキと対応してくれました。

10時頃、看護師さんが診察室まで迎えに来て頂き、病室に案内されました。

入院着に着替え、ひとまずベッドに横になります。
まだ、なにも治療していない状態ですが、心の底から思いました。

「これで、助かった・・・」

病院にいるという絶大な安心感。
数日、自宅で病気に耐えてきた緊張から開放されました。

水も喉を通らない状態のため、先ずは点滴の準備が始まります。

点滴の針を左腕に、・・・うまく入らない。
今度は別の場所に、・・・うまく入らない。
また別の場所に、・・・うまく入らない。

左腕はあきらめて、右腕で再挑戦です。

点滴の針を右腕に、・・・うまく入らない。
今度は別の場所に、・・・うまく入らない。
また別の場所に、・・・うまく入らない。

何人かの医師や看護師の方がトライするものの、
うまく針が入りません。

ここ数日の衰弱で、体内の水分も不足し、
血管がほぼ潰れる程に細くなってしまっているそうです。

最後に現れた エース看護師(?)さんが、
なんとか針を通してくれました。
(どうやら、他の病棟から助っ人の腕利きの看護師さんの様です。)

点滴を通して、水分補給栄養補給薬剤投与が始まります。

身体が少しずつ活気を取り戻しつつあるのが判ります。

水分補給のおかげで、唾を吐くのも楽になってきました。
それまでは、粘り気のある唾で、なかなか切れなかったのですが、
普通に"ペッ"と吐くことが出来るようになりました。

CTスキャン や レントゲン などで、身体の状態を確認してもらいます。
針を刺したり、開かない口を開けたりと、小さな苦労はあるものの、
ようやく回復に向かえるのだ!という安心感があります。

とはいえ、まだ治療は途についたばかり、

呼吸は苦しく、咳払いをしないと呼吸がしづらい状態が続きます。
就寝時も、少しでも気道を確保しよう上体を起こしたりしてみましたが、
咳払いをしないと呼吸が出来ず、眠ることは出来ませんでした。


こうして入院生活が始まりました。

4人部屋で、スペースも狭く、あまりプライバシーはありません。
食事も口からは採れず、三食欠食です。
発熱も改善したものの、37度台が続いています。
まだ、ぐっすり眠ることも出来ていません。

しかし、そんなことは たいして気になりませんでした。

病院に収容され、すごく安心感があるのです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。