発症-04.17

それは、ある日曜日の朝のことです。

朝、目が覚めた時から、右奥奥歯の痛みを感じました。
とても痛いというわけでは無いものの、ズキズキする感覚です。

放っておくとこのまま痛みが強くなる様な気配もあり、
月曜日に持ち越すと仕事にも影響が出そうと考えました。
思えば、ココ最近は虫歯に無く、歯科診察もすっかりご無沙汰です。
安全をみて久々に歯科受診をすることにしました。



とは言え、この日は日曜日、多くの歯科医院はお休みです。

そこで休日診療を検索すると、車で10分程でY保健センターで受診可能と判りました。
保健センターでは、県内の歯科医の方が毎週持ち回りで診察を担当されている様です。

さっそく、午前中のうちにY保健センターを受診します。

先生：「痛いところはどこですか？」
筆者：「右奥歯が、若干ズキズキします。一番奥の歯なのですが、
　　　下の歯が痛い気もするし、上の歯が痛い気もするし。
　　　強いて言えば、上の歯が痛い様な気がします。」
先生：「それでは、右上の一番奥歯のレントゲンを撮りましょう。」

ここでのレントゲン撮影は、口内全体が対象では無く、
特定の選択した歯について部分的にレントゲン撮影をするものでした。

かくして、私の申告通り「右上の一番奥歯(右上7番)」
レントゲン撮影が行われたのであります。

レントゲン撮影後。

先生：「レントゲンの結果が出ました。特に何も問題は無い様ですし、
　　　奥歯が虫歯になっているということもありません。」
筆者：「あ、そうですか。虫歯じゃないんですね。」
先生：「歯茎の状態から、歯周病と考えられます。」

◆処置
　・ペリオフェール歯科用軟膏を右上奥歯(右上7番)に注入。
　・抗生物質(フロモックス)、痛み止め(ロキソニン)を処方される。

先生：「保健センターでは応急処置までしか出来ず、
　　　薬も数日分しか出せません。
　　　紹介状を書きますので、
　　　明日の月曜日に歯科医院で受診して下さい。」
筆者：「判りました。ありがとうございました。」

歯周病とは、若干カッコウ悪いなぁ。とは感じもしたものの、
「虫歯になった訳でも無く、大した事が無くてよかった！」と
安堵しました。

しかし、この診察は全くのハズレであったことを
翌日に知ることになります。
私が「上の歯が痛い」と言ったのが原因ですが。。。